少年サッカーは1年を通してシーズンオフがありません。
雨で中止になることはありますが、雨の少ない冬場はどんなに寒い日でも練習や試合があります。
冬場のジュニアサッカー観戦で、快適に一日を過ごすために大切なことのひとつが『防寒対策』です。
特に海沿い山沿いの会場や、障害物のない拓けた会場の場合は、思っているよりも気温が低くなるため、対策をしていないと芯から体が冷えてしまいます。
しかしながら、ジュニアサッカーを観戦する保護者が行う『防寒対策』は普段着の延長線上になりがちです。
現地に行って初めて「こんなに寒いんだ」と気付くものの、その日を我慢しながら過ごすことになります。
そんな残念な日にならないためにも、今回は、少年サッカーの観戦準備で行う足元の防寒対策について考えてみたいと思います。
結局、足元が一番寒い!
「今日、めっちゃ寒いらしいで」と聞いて行う防寒対策は、どうしても上半身中心になりがちです。
上半身はモコモコで対策万全なのに、足元はデニムとスニーカーだけというお母さんも結構います。
ジュニアサッカーの観戦を重ねていくと、結局寒いのは足元であるということを実感します。
なぜなら、観戦先で一番冷たい場所は地面であり、体の一番冷たい場所は足先であるからです。
その冷たいもの同士が集まる足元が一番寒く感じるという訳です。
上半身は脱いだり着たりができますが、下半身はなかなかそうはいきません。
できれば、下半身の対策を考えてから上半身のコーディネイトを考えていくと、一日を快適に過ごせるように思います。
履きたかった発熱インナーやお気に入りのタイツが洗濯中ということが起こらないように、前日には準備をしておきましょう。
やっぱり、ムートンブーツは暖かい
冬場のサッカー観戦で活躍するアイテムのひとつにムートンブーツがあります。
ムートンブーツは靴底に厚みがあり、足首までカバーしてくれるので観戦にはもってこいのアイテムです。
脱ぎ履きのしやすさからサッカーママの間でも愛用している人は多く、半分以上の保護者が履いているチームもあります。
あえてデメリットを上げるなら他の人と被る、今更感があって買うのがためらわれる点です。
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もし、その辺りが気になるのであれば、THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス)のヌプシのようなスノーブーツが良いかもしれません。
雪の日の出番はあまりないと思いますが、少々の雨なら弾いてくれるので一足持っていると活躍してくれそうです。
スノーブーツも履いている人はいますが、ムートンブーツよりは周りと被らないですし、男性でも履きやすいように思います。
ブーツはちょっとね、、、となるなら、なるべくソールの厚いスニーカーを選ぶと良いと思います。
Reebokのポンプヒューリーや、ホカオネオネのホンダイは、ファッション性がありソールが厚いので地面が多少濡れていても大丈夫です。
厚底スニーカーは歩きやすく、街履きとしても十分活躍してくれます。
[リーボック] スニーカー インスタポンプ フューリー OG EGY49 (amazonより)
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5本指ソックスって、かっこ悪いけど暖かい
5本指ソックスってなんか見た目がかっこ悪いし、履くのが面倒なので、なかなか外出用で使う時がないですよね。
冬場のサッカー観戦は、靴を脱ぐ機会がなく、足指が自由に動かせて血行が良くなるため、5本指ソックスを履く絶好のチャンスです。
靴用のカイロを入れるのであれば、指の間に汗が溜まらず蒸れを抑えることができます。
ソックスの重ね履きをするなら、ショートタイプの5本指ソックスを下に履くと良いかもしれません。
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インソールって、意外と暖かい
靴下を2枚履くと窮屈な感じがして嫌という人なら、厚手のインソールを入れる方法がお勧めです。
ウール素材のインソールは、蒸れを防止しながら靴底からくる冷えを遮断してくれます。
ただし、サイズ選びが難しかったり、足が滑りやすかったり、起毛したタイプは毛が寝てしまうと効果が薄れるので好みが分かれるところです。
100円ショップのインソールで試してから、次に良いものを買うのが良いかもしれません。
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レッグウォーマーは、男性も使えて暖かい
男女兼用で考えるなら、レッグウォーマーが良いと思います。
地面に近い足元の寒さを防げるだけでなく、暑くなった時にすぐに脱ぐことができます。
薄手で長めのタイプなら、スリムなパンツでも履けますし、膝下までしっかりカバーできて便利です。
汚れたり、毛玉ができることが多いので、シーズンごとに何枚かまとめ買いしておくと良いと思います。
ウール100%でなければ、300 円~1,000円が相場です。
レッグウォーマーの中に、貼るカイロをしておくとより暖かくなります。
ブランケットやクッションを敷くと暖かい
少年サッカーの観戦は、折り畳みチェアやベンチに座って観ている時間が多くなります。
長時間座っていると、お尻から徐々に冷えが伝わってくるのが分かります。
そんな時は、ブランケットをお尻の下に敷いておくと寒さを防ぐことができます。
ブランケットは膝や肩に掛ける場合が多いですが、小さいサイズをお尻の下に敷いておくとより暖かく感じます。
アルミ製のレジャーシートや折りたたみクッションでも同様の効果が得られます。
BUNDOK(バンドック) フォール ディング ザブトン BD-514MO 8mm厚 (amazonより)
ぬくぬくチェアカバーが、機能的で暖かい
もし、ヘリノックス社やFIELDOOR社のアウトドアチェアを使っているなら、ヒーター付きのチェアカバーを使うと暖かく観戦することができます。
最大55度まで発熱するヒーターが背中とお尻に入っており、寒い日でもほっこりと温めてくれます。
USB仕様でスマホ用のモバイルバッテリーとしても使用が可能なので、外出先で使うには一石二鳥です。
自動電源オフ機能、4~8時間の連続使用ができるため、冬場しか使わないとは言えどコスパ的にはまずまず良いと思います。
Mag Cruise ぬくぬくヒーターチェアカバー USB式 最大55度 丸洗い可能 (amazonより)
Helinox ヘリノックス チェアワン 1822221 (Amazonより)
今回は、少年サッカーの試合観戦で役立つ防寒グッズについて考えてみました。
全身ヒートテックを着たり、カイロを貼って防寒対策をするのも良いですが、せっかく外に出るならおしゃれに防寒対策をしてみたいものです。
紹介した防寒グッズは、普段使っているものよりもちょっとだけ良いものという視点で選んでみました。
数ある防寒グッズの中から私たちの好みでピックアップしているので、もっと優れたプロダクトがあるかもしれません。
誕生日プレゼント何がいい?と聞かれた時や、自分へのご褒美を考える時、「あ~、なんか欲しいものあったのに…」と思い出せないことがあります。
そういった、欲しいんだけどすぐには買わないよねというものは、amazonのほしい物リストに入れておくのも一つの手です。
寒い日に、寒い場所へ出かけて、寒いのを我慢しながら一日過ごす。
子供が活躍する姿を見るという目的がなければ、なかなか行く気になりません。
もし気に入った防寒グッズがあれば、暖かく観戦できるだけでなく、それを身に付けるだけで気持ちが楽しくなったります。
たとえ試合で負けてしまったり、不甲斐ないプレーがあったとしても、少しだけおおらかな気持ちで受け止めることができるのではないでしょうか。