みなさんは、初めて買ってもらったサッカーボールを覚えていますか?
買ってもらった日に暗くなるまでボールを蹴ったり、ボールと一緒にベットに入った思い出のある人もいると思います。
子供の頃のボール遊びは誰しもが経験するものであり、初めてのサッカーボールはスポーツを好きになるきっかけとして大きな存在です。
スポーツ用品店やインターネット通販では、モルテンやミカサのような国内メーカーとして安心感のあるモデルのほか、アディダスやナイキのような海外メーカーより様々な種類のボールが販売されています。
ともすると何気なくボールを買ってしまいがちですが、せっかく初めてのボールを買うなら運動が好きになる視点で選んでみると良いかも知れません。
今回は、なんだかちょっとおしゃれな香りのするSPEEN(スピーン)について触れてみたいと思います。
フランス生まれのフットボールブランド、SPEEN(スピーン)
SPEEN🄬(スピーン)は、フランス生まれのフットボールブランドです。
ブランドアイコンとなるボールのほか、アパレルウェアやアクセサリーなどフットボールを身近に感じられるアイテムを扱っています。
SPEEN(スピーン)のボールの一番の特徴は、フリースタイルフットボール向けに作られているという点です。
フリースタイルフットボールは、リフティングの技を競う遊びです。
そのため、大きさや色、感触、弾み方から、自分の好みに合うボールを選ぶことが重要です。
また、日常生活に近いストリートの遊びであるため、見た目のかっこよさも選ぶ時のポイントになります。
フリースタイルフットボールを通して日常に溶け込むボールは、私たちが知っているボールにはない魅力を持っています。
公式instagramであるspeenstyleでは、SPEEN(スピーン)のボールが世界中の生活を彩る様子を見ることができます。
SPEEN(スピーン)ボールの特徴
・表面がゴム素材でできている
SPEEN(スピーン)のボールは、表面がゴムで覆われており一般的なボールとは感触が異なります。
リフティングをする時に、シューズとの摩擦を大きくしてトリックをしやすくするためです。
したがって、小さい子供でもしっかり掴むことができ、しっかり蹴ることができます。
・打感が柔らかい
サッカーボールを選ぶ時、サッカー経験者はついつい検定球にこだわってしまいがちですが、公式戦を前提につくられたボールは小さい子供には固く重いものなりがちです。
その点、SPEEN(スピーン)のボールは、適度な柔らかさとゴムボール特有の弾みを持ち合わせています。
部屋の中でも使いたい、当たった時の怪我が心配というのであれば、適度に柔らかいゴム製ボールがお勧めです。
・ちょっと大きめ
SPEEN(スピーン)のボールは、子供が使うボール(3~4号)よりちょっと大きめな5号サイズです。
大きなボールは重心を取りやすくなるので、ボールを蹴ることになれていない子供や未経験の大人にとってはちょど良い大きさであると言えます。
・女の子も持ちやすい
SPEEN(スピーン)のボールは、自分の好みに合わせてたくさんの色から選ぶことができます。
サッカーボールはボーイッシュなデザインが多いですが、ピンクやグリーンなど女の子にも選びやすいカラーが用意されています。
・視認性の良いデザイン
フリースタイルフットボールは自分の技を観客に魅せるスポーツです。
そのため、ボールにもアピール力のあるデザインが採用されており、遠くから誰のボールかが一目でわかるようになっています。
箱の中には空気入れやステッカーなど様々なスピーングッズが入っており、サッカー初心者向けのプレゼントにぴったりなセットになっています。
SPEEN(スピーン)ボールの残念なところ
国内店舗での取り扱いがない
SPEEN(スピーン)は国内での取り扱いがほとんどありません。
したがって、実物を触ったり実際に蹴ってから購入するのは難しいかもしれません。
SNSや動画サイトで確認はできるものの、思っていたのと違うということが起こる可能性があります。
検品が日本基準ではない
SPEEN(スピーン)のボールは、市販の検定球と比べるとつくりの甘さが見られます。
ボールの表面に凹凸があったり、ペイントがズレていたり、繋ぎ目のバリが残っていたりします。
価格とのバランスが比較的取れているブランドだと思いますが、検品が均一化された日本規格ではないことを理解しておきましょう。
送料が高い
SPEEN(スピーン)をインターネットサイトから購入する場合、フランスから日本までの送料がかかります。
ボールセット自体は他で売ってないし仕方ないなという感じですが、国際送料を入れるとより割高に感じていしまいます。
友達や兄弟と一緒に複数で注文した方が、1個あたりの金額が安くなります。
イメージとのギャップ
フリースタイルフットボールは、スケートボード同様に若者人口が高く、ストリートカルチャーと親和性の高いスポーツです。
ただ、日本における認知度の低さから、その若者メインのイメージが一部の人を遠ざけ、本来の楽しさが伝わりにくくなっているとも言えます。
遊びで使うボールは、性別や年齢に関係なく思わず触りたくなったり、蹴りたくなったり、投げたくなるものであってほしい。
SPEEN(スピーン)のボールはその要素を兼ね備えているので、もう少しノーマルな人が興味を持つデザインやイメージ展開をすると良いと思います。
あらゆるボール遊びで使えるフリースタイルなボール
今回は、子供が最初に触れ合うボールはどんなものが良いのだろうという視点からSPEEN(スピーン)のボールを紹介してみました。
SPEEN(スピーン)のボールはその柔らかさからサッカーだけでなく、バスケットボールやドッジボールとして使ったり、フィットネスボールのように使うことができます。
その使い方はまさにフリースタイルであり、何でもありなボールは子供たちに遊びの楽しさを教えてくれます。
相手が取りやすい強さや角度、ボールの回転を考えること。
ボールが体に当たった時の痛さを知ること。
カラフルなゴムボールは、人と人の間を行き交いながら、言葉にはないコミュニケーションスキルを育んでいきます。
相手の気持ちを考えることは社会生活の始まりであり、ファーストボールの存在はその一歩を踏み出させてくれるものであるように思います。
SPEEN(スピーン)ボールの購入方法
SPEEN🄬(スピーン)公式サイトより購入することができます。
PayPalの使用も可能で、注文完了メールから荷物の追跡が行えます。
※ボールは空気が抜けた状態で発送されますが、外装などの破損はある程度起こると想定しておきましょう。